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体がつるのは水分不足が原因!どんなメカニズムで体がつるのか調べた結果と効率的な水分補給・ストレッチ方法!!

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水分足りてる?夏場に体がつるのは水分不足かも

運動中や睡眠中に起こりやすいこむら返り。
しかしこむら返りに限らず腕や脇、背中など様々な箇所で体がつるという人もいます。いずれにしても、これは筋肉の異常収縮、痙攣が直接の原因です。筋肉が異常収縮を起こしてしまう原因としては、筋肉を酷使することで溜る疲労物質によって神経系統との連携が上手く取れなくなってしまうことや、冷えや血行不良によって温度調整機能が低下し、筋肉の伸縮が上手く制御できなくなってしまうことなども挙げられますが、おそらく最も大きな要因となっているのは、水分不足によるミネラル不足であろうと言われています。

水分と同じくらい大事なのがミネラル

そもそも人の体は各部が正常に機能する為に体内のミネラルを使用します。
特に筋肉に関して言えば、血中でイオン化したカルシウムは筋肉を収縮させる働きや神経伝達をスムーズにする役目を担います。またマグネシウムは刺激を受けた神経を鎮めたり筋肉を弛緩させたりする役割があるため、カルシウムとマグネシウムのバランスが崩れたり不足したりすると、筋肉の収縮・弛緩のバランスが崩れて痙攣を起こしやすくなり、同時に神経伝達バランスも崩れてこれも筋肉の異常収縮を招いてしまうと考えられているのです。特に運動や寝汗などで汗をかいて水分が不足すると、体内のミネラルも同時に失われていきます。

どろどろの血液は体調不良のもと

水分不足は血液をドロドロにしてしまい、毛細血管の隅々まで酸素やミネラルが送られにくくなってしまいます。つまり、体の水分の不足がミネラルの不足に繋がり、ミネラルの不足によって筋肉の異常収縮が起こりやすくなるというわけなんですね。

従って、筋肉の異常収縮を予防するには、水分を補給することが大切です。と言ってもミネラルの含有量が少ない軟水をばかり沢山摂っても血液中の電解質のバランスを崩してしまいますから、ミネラルであるマグネシウムやカルシウムなどを多く含む硬水を飲むことをお勧めします。日本の水の殆どは軟水ですので、自分の選ぶ飲料水がにどんなミネラルがどれ程含まれているかを確認しておきましょう。

つりにくい体作りにはストレッチを

ストレッチも筋肉の異常収縮を防ぐのに役立ちます。目的は、血流を良くして筋肉に溜りがちな疲労物質を排出しやすくすること、また筋肉の柔軟性を高めることです。つりやすい部分の筋肉とそれに繋がっている部分とをしっかり伸ばしてリラックスさせますが、この時勢い良く伸ばすのではなくゆっくりと徐々に伸ばしていき、最も伸びきっている負荷のかかった状態で10秒程姿勢をキープするのがコツです。運動前と運動後、また寝る前などに行うと良いでしょう。