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若者の糖尿病が増えている!?あったらキケンなこんなサイン。糖尿病ビジネスって何だ!?

糖尿病と言うと、かつては裕福な人しかならない病気と扱われてきました。しかし、今現在に至っては生活習慣病とも密接な関係を持つ病気であり、一般の人全てにリスクのある病気となってきました。
その背景には豊かな食生活の実現があります。基本的に食べ物が安く、そして簡単に手に入れることができるようになり、それにともなって食べ過ぎる人が増えきています。「贅沢をしている人がなる病気」から「多くの人にとって当たり前の病気」になってきていると言えるでしょう。

この糖尿病は、ある程度年齢を重ねた人しかならないと思っている人もいるかもしれません。しかし、最近はこの糖尿病が若年層にまで広がってきており、深刻な症状を若いうちから抱えてしまう人もいます。

糖尿病というのは、具体的にどのような症状であるのかというと、喉の渇きや、体重の大きな減少等があります。尿の回数が増えるということもあり得ます。
しかし、糖尿病の症状を確認していく際に大きな注意が必要なこととして、症状1つ1つは異常がなくても出てくることがある症状です。それゆえに、症状が見られたら糖尿病と言うことではありません。

最近、インターネット等で、妙に糖尿病と決め付けるような情報源や、ちょっとしたことでも糖尿病と結びつける情報がありますが、そのような情報を見てすぐに糖尿病と判断をしてしまわないことです。
糖尿病の症状は糖尿病ではないことが影響して見られる症状が多くあります。明らかにおかしい症状として抑えておきたいのは「喉が異常に渇く」そして「尿の回数が多い」というものです。
正直これ以外のものは当てはまっても糖尿病でないことが多いです。
また「喉が異常に渇く」、「尿の回数が多い」のどちらか一方しか当てはまらないという場合、単純に水分が不足しているだけか、もしくは水分を取り過ぎてしまっただけと考えることができます。
※尿に泡が見られると糖尿病という極端な情報も見られますが、基本的に尿は泡が見られるものです。泡の密度が細かすぎる場合には、腎臓に異変が起こっている可能性はありますが、単に水分不足によって引き起こされている可能性もあります。尿が泡立つ要素というのはいくつもあるので、これですぐに糖尿病と決め付けてしまう必要はありません。尿が泡立つが至って健康、何も不便はないという場合、まず問題は無いでしょう。

糖尿病の症状として紹介される症状は、正常な人でも見られる症状を大げさに書いていることがあることを意識しておくと良いです。
(ただ、明らかに当てはまる、極端な症状が見られるという場合、糖尿病だけでなく全身の検査をしておく必要はあります)

糖尿病になる人は明らかに食生活がおかしい

糖尿病の場合、先天的なものが原因となっていることはありますが、ここではこの先天的なケースは例外とし、あくまでも食生活等が原因になる糖尿病に焦点を当てていきます。

糖尿病になる人というのは明らかに食生活に大きな異変が起こっていることが多いです。甘いものを多く食べるが成人の1日の摂取カロリーの範囲にとどまっていれば、甘いものが原因で糖尿病になってしまう可能性というのはそう高くありません。運動をしていればより可能性というのは低くなるでしょう。

成人の一日の摂取カロリーを大幅に超えているような食事をしている、かつ運動をほとんどしていない人が糖尿病のリスクを持ってくることになります。

糖尿病予備軍という言葉も有名になりましたが、予備軍だろうとなんだろうと食生活が明らかにおかしくなってしまえば、誰でも病気になってしまいます。
また糖尿病予備軍という言葉が大きく注目を受けていますが、どのような健康的な人であっても病気のリスクを持っており、何かの病気の予備軍であると考えることができます。
大切なことは、予備軍になっているかどうかではなく、健康な段階でしっかりと運動習慣を身につけておくことです。

食生活がおかしいのに、なぜ「運動」と疑問を持ってしまう人もいるかもしれません。人の体は、運動をすることで身体機能を大きく伸ばす、健康状態を大きく改善していける機能を備えています。極端なことを言ってしまうと、食生活が異常であり成人の一日の摂取カロリーを大幅に超えてしまっていても、激しい運動をしていれば、食生活は「異常」から「正常の範疇」にしてしまうこともできます。
さすがにここまで極端なことはできませんが、運動習慣をとり入れておくだけで異常な食生活における糖尿病のリスクを大幅に下げていくことはできます。

「甘いものはどうしても食べてしまう」「我慢できない」ということであればその分運動をしていくことをオススメします。運動を取り入れながら段階的に食生活を改善できれば糖尿病のリスクは大きく下がっていくでしょう。

糖尿病には正しい理解と、正しい対処を!

糖尿病が若年層に広がってきている背景には、若い人でもおいしいものや、贅沢なものを比較的手に入れやすくなっていることが影響しています。

若い人で糖尿病を患ってしまう人は、社会的に知られるようになりました。医療機関等も糖尿病の若年層の広がりに注意換気をしています、

ただ、糖尿病になってしまったからと言って全てが終わりというわけではありません。むしろ糖尿病になってしまうような食生活から脱していくチャンスであるとも言えます。糖尿病の予防はとても基本的なことが大切であり、カロリーコントロールをしていくことです。夜食が多くなる、飲み会が多くなる、その反面運動はしないというのは糖尿病一直線の生活と言えるでしょう。
糖尿病になってしまった後であっても(できれば予防をしたいですが)、これらに注意をすることで、日常生活を送っていけるケースもあります。(運動をする分体力をしっかりとつけられ、他の病気に強くなるという場合もあります)

糖尿病については合併症の怖さと相まって、「患ってしまったら終わり」という価値観がありますが、基本的に誰にでもリスクはあり、初期症状を見逃さず生活習慣を改善できれば予防でき、発症してしまったとしても治療はできます。情報に振り回されないことが大切です。



自分は糖尿病かも・・・という場合は大抵大丈夫だが

糖尿病の情報を見て、「自分が当てはまるかもしれない」と思い不安を感じる人もいると思います。ですが「当てはまるかもしれない」という段階ではまだ大丈夫なことが多いです。本当に糖尿病になっている人は「完全に当てはまっている、明らかに心当たりがある」ことが多いです。
ただ、この「不安感」を大切にすることをオススメします。「当てはまるかもしれない」と思った段階で、生活を見直すことは大きな予防効果を持ってきます。不安感から予防をしていこうと思う人は一番、糖尿病とは縁遠い存在になれます。不安が強ければ検査を受けるのも良いです。検査を受けて損をすることはありません。


糖尿病ビジネスには注意!

糖尿病は多くの人に関係する病気です。それゆえに多くの情報を見かけることがあります。しかし中には大げさに症状を記載し、変に不安を煽ってくる情報もあります。このような情報の背景には「糖尿病ビジネス」があります。糖尿病に関する商品を購入してもらいたいために、大げさな情報を記載していることが多いです。
決してこのような情報鬼惑わされてはいけません。先述しましたが、糖尿病の症状は健康な人でも見られることがある症状であり、症状が見られたら即糖尿病ということではありません。
検査をし、はじめて発覚していきます。
明らかにおかしいと思える症状もありますが、その場合には情報を頼りにするのではなく、まず検査を受けていくことが何より大切です。